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日赤は17日、街頭などで献血した人に無料で実施している血液検査に、糖尿病の疑いがあるかどうかを調べる項目を新たに加えると発表した。来年3月から始める。
食生活の欧米化などで患者数が増え、国民的にも関心が高くなっている糖尿病を検査対象とすることで、深刻化する献血者の減少に歯止めをかけるのが狙い。
日赤は「糖尿病の検査は、これまで献血者からも要望があった。予防には定期的な検査が有用で、健康管理に役立ててほしい」(血液事業本部)としている。
糖尿病の血液検査は、空腹時の血糖値を測定する方法が一般的だが、空腹で献血はできない。このため、飲食後でも数値に影響がない血液中のグリコアルブミンを測定することで、間接的に血糖値を調べる方法を導入する。検査結果は、約2週間後に本人に通知する。
日赤によると、糖尿病患者は予備軍を含めると1800万人以上いるといわれている。自覚症状がない場合が多いが、長期間放置すると悪化し、手足の壊死や失明など深刻な合併症を引き起こすケースもある。
日赤は健康増進を目的とした献血時の無料検査を1982年から実施。肝機能障害の指標となるガンマGTPやコレステロールなどの値を約2週間後に献血者に知らせている。